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コラム

子どものやる気のモトはどうやって育てる??

やる気のモト「自尊感情」を育むための1番のキーワードは・・・・・

ほめ方や叱り方のノウハウの前に・・・

子どものやる気のモト。自尊感情の育み方

私は、地元宮城を中心として全国各地で「やる気のモトの育て方」を伝えるセミナーを行っています
ママが集う勉強会や働く社員の「やる気のモト。」
を考えるリーダー向けのセミナーなど年間50回ほどお話しする機会をいただいております

その中で、やる気のモト「自尊感情」を育むための1番のキーワードは、
「共有体験」(参考文献 子どもの自尊感情をどう育てるか 近藤卓著)とご紹介しています。

畠山さん

ほめ方や叱り方のノウハウ以前に
一緒に何かを見たり感じたりすることが大切です

ほめ方や叱り方のノウハウ以前に一緒に何かを見たり感じたりすること
一見簡単に見えますが、大人も子どもも忙しい毎日の中で、実際は容易ではありません

良かった事についての共有は楽しいですが
難しいのは辛いことの共有です

例えば、テストの点数が良くなかったときなど
失敗したことを子どもは共有してくれるでしょうか

畠山さん

失敗したことを正直に言ってもらえた時は、共有体験のチャンスです

反対に失敗を隠されてしまった場合
後に生じる問題は本当に深刻なものになりかねないためです

家族においても会社においても
失敗は厳しい状況こそ共有し
一緒に受け止めなければなりません

もし子どもが何か失敗してしまったら

まずは子どものその時の気持ちをそのまま共有することが大切です

このときに有効な方法が「リフレクション」
いわゆるオウム返しです

例えば、「テストの点数が悪かった」と子どもが言ったときに
「勉強が足りない!」など、
こみあげてくるたくさんの言葉を少しこらえて、

「そっか。点数悪かったんだ」と
そのまま返してあげるのがリフレクションです

すると、怒られないか不安だった子どもの心の中では、

「自分の気持ちをわかってもらえたんだ」

と共有してもらうことによる安心感が生まれます

他方、このとき親は、子どもの失敗に対して湧き上がった怒りを
リフレクションの言葉発することによってクールダウンすることができます

一般的に怒りのピークは6秒間で、その後収束していくと言われています
この6秒間をうまくやり過ごすことで冷静に対処する心の余裕を得ることができるのです

親は頑張らなくても大丈夫

子どもの「やる気のモト」となる自尊感情を育むことは決して容易ではありません

ここまでに挙げた方法や事例を目にして「できてないことばかりだ」と感じてしまう方も少なくないはずです

しかし、親が自己嫌悪にならないでほしいと私は思います
すでにここまで読んでくださった保護者の方たちは本当によく頑張っていらっしゃる方です
自尊感情は、大人になってからも醸成されます

大好きな子どもとの関わり合いの中で、自尊感情は日々育まれます
親自身のやる気のモトを育むことは、
きっと家族みんなのハッピーな笑顔につながっていると私は感じています

コラムニスト紹介

 

畠山 明さん

「個別教室のアップル・家庭教師のアップル 代表」
「一般財団法人学習能力開発財団 理事長」

1968年宮城県生まれ。東北大学大学院修了
公立学校で教員として勤務したのち、1996年に「株式会社セレクティー」を創業。「個別教室のアップル」「家庭教師のアップル」を設立。個別教室は、現在仙台市内に11教室を展開。
20年以上の学習支援ノウハウを著書「やる気のモト。1」や「やる気のモト。2」、学校、PTAさんからのご依頼で行う「やる気のモト。」の講演を通じて伝える活動をしている。
また、子どもの多様な可能性を伸ばす企業として、経産省より「ダイバーシティ経営企業100選」を受賞。

 

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